福岡でガイドをして学んだこと:車椅子ユーザーのご案内

福岡でガイドをして学んだこと:車椅子ユーザーのご案内

先週、初めて車椅子ユーザーのお客様を福岡でご案内した。

直接関わる機会がない人の多くがそうであるように、私自身も、障害や車椅子で移動する際の困りごとについて、十分な知識があったわけではなかった。

そのため、ご案内の前に、お客様ご自身から「できること」「難しいこと」を教えていただけたことは、とてもありがたいことだった。そして、特に印象に残った言葉がある :
「車椅子があることで特別扱いされるのではなく、他の旅行者と同じように福岡を楽しみたい」。

お客様は、私が車椅子に合わせて訪問先を変更するのではなく、ご自身が私の通常のガイド内容に合わせて楽しみたい、と話された。
この言葉から、改めて大切なことを学んだ。

旅行者をご案内する時に必要なのは、相手の状況を自分の想像だけで判断することではなく、まず話を聞き、必要なことを確認することだ。

今回の経験は、私自身にとって大きな学びとなった。
例えば、公共交通機関を利用する際、駅にエレベーターがあることや、車両がバリアフリー対応であることを知っているだけでは十分ではない。乗車駅や降車駅の駅員に事前に伝えることで、スロープの準備やサポートを受けることができる。

また、訪問のペースについても改めて考えるきっかけとなった。移動に少し時間がかかる場合は、予定を調整し、ひとつひとつの場所をゆっくり楽しむことも大切である。

ガイドの仕事は、ただ知識を伝えたり、観光地を案内したりすることではない。

それぞれの旅行者の希望や状況、旅のスタイルに寄り添い、その人らしい旅を一緒につくっていくことこそ、ガイドの大切な役割だと改めて感じた。

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